アンティゴネ
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意志だけか、それとも意志だけか
アンティゴネは、人間は自らの意志だけを信じてはならないことを知っている。ここでもまた、権力が自らの傲慢さによって肥大化していくという問題が存在している。意志だけが歪められ、腐敗し、枯れ果て、傲慢になる。意志だけが、あるいはしばしばそれに伴う意志だけが、上位の力、権威が忘れ去られるとすぐに、その場を占領してしまうのだ。続きを読む
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アリストテレスによる人間と動物
このことから、国家は自然の摂理であり、人間は本来社会的存在であり、偶然ではなく本性的に野蛮であり続ける者は、間違いなく堕落した存在か、人類よりも優れた存在かのどちらかであるという明白な結論が導き出される。まさにこの非難は、まさに彼に対して向けられるべきものなのである。続きを読む
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エナンティオドロモス、生命の分岐点
クレオンは暴君へと変貌を遂げる。彼は自分がこうあるべきだと想像する姿になる。これはギリシャ神話における、岐路に立たされ、どちらの道を進むべきかという選択を迫られた時に、人間の本質が明らかになる瞬間と場所である。エナンティオドロモスとは、暴君へと変貌を遂げた者が…続きを読む
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自ら引き受け、変容する
個人主義の時代において、自分のせいではないと信じている過ちに対して責任を取るという行為、つまり他人のせいだと信じながらも、必然的に自分の過ちでもある過ちに対して責任を取るという行為は、理解しにくいものです。なぜなら、私は既に作為あるいは不作為によってこの種の過ちを犯しており、この過ちは私にとって未知のものではないからです。責任を取るという行為は…続きを読む
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存在することと持つこと
私たちに属するものよりも、私たちが誰であるかの方が重要であり、嫉妬に支配されて、私たちに属するものが私たち自身を定義できると信じるのは間違いです。続きを読む
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アンティゴネ、反抗的かつ親密(4/7. 自由)
アンティゴネは夕暮れ時に目覚めたのではない。夜明けと共に生まれたのだ。夜明けと共に、アンティゴネは「反」、つまり対抗ではなく対峙する者となる。アルゴス軍の撤退とともに、アンティゴネは生涯をそこで過ごしたであろう影から姿を現す。スフィンクスの謎を解くためではなく…続きを読む